そもそもフランス額装って何?
「フランス額装って何?」「どこがフランス(風)なの?」
と日本ではもちろん、フランス人の方に聞かれたこともあります。
今、私たちがフランス額装と呼んでいるのは、フランス語の「Encadrement」です。
日本ではカタカナで「アンカードルモン」と書かれています。
日本語訳は「額に収める事」なので、日本語の「額装」と基本的には同義です。
主にマット部分を作品に合わせて用意することを額装と呼んでいます。
では「フランス額装」と日本で言う「額装」の違いは何か。
それは簡単に言ってしまうと、<額装の楽しみ方>です。
日本で額装店に作品(画像の絵の場合はポストカード)を持っていくと、大抵は、作品が見えるように窓を抜いた1〜2ミリ厚のマット(厚紙)に作品を固定し、ガラスと裏板で挟んで、額縁に収めます。

↑こんな感じで重ねます。

