道具と材料 | フランス額装教室 | アンドモチーフ| andmotif|湘南・藤沢
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額装はフランス発祥の手工芸ですが、道具・材料などはフランス式・フランス製にこだわらず、楽しく美しく仕上げるのに役立つものであれば、優れた日本製のものや、他の用途の道具や材料、輸入雑貨なども積極的に取り入れています。

高いヘラの代わりにお勧めするスキージーや、方眼付き定規、化粧紙(マットに貼るいろがみ類)も日本のメーカーのものの方が手に入りやすかったり、使い勝手の良いものもあります。

​当教室で生徒さんにお分けしている材料・道具の一部を「&Motif」にて販売中です。こちらも是非ご覧ください。
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​額装用マット

フランス額装に使っているのがこちらの厚紙類です。

クリーム色の紙は「クリームマット#902」。柔らかくて切りやすさが魅力です。白い方は「ニューマット#805」ボンドの水分を吸った時も『ソリ』が出にくい硬さのある紙です。

 

厚みはそれぞれ1、2、3ミリ。当教室ではニューマットを使用。

&Motifで販売しています。​

ステンレス定規と方眼定規

​製図用・カット用定規

おすすめしているのは方眼付きの透明カッティング定規です。透明なので製図の時にも下の紙が見え、平行・直角を都度確認しながら採寸・カットが出来るので、マットも窓も正しい四角形に仕上がります。

画像の一番右は、裏面に滑り止めがついたステンレス板という感じのシンプルな構造なのですが、マットの上に置くと張り付くように動かず、薄いので照明の影ができないのでカットする線がとても見易いです。

直角定規15センチ

​直角定規

大きなマット紙や使いかけのマット紙を端からカットする時、きちんと角が90度になっているか確認しましょう。

マット紙よりも厚みがあるものが使いやすいです。

​こちらは4ミリ厚の15センチ長さの直角定規です。&Motifで販売中。

 

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​ボンド用スポンジローラー

面積の広いものにボンドをまんべんなく塗るのに便利なスポンジローラーです。

​フランス・レクラドベレ社のものを輸入して、在庫・使用しています。

​日本でも版画材料として格安に販売され始めました。持ち手の色は各社いろいろあるようです。https://a.r10.to/hMNRoL

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​ヘラとスキージー

左から、スキージィーヘラ(2種)、モデラ―、です。​​

どれも紙や布を折り返したり、接着面を滑らかに整えたりするのに使います。

ヘラはどちらもフランスの樹脂製で、丈夫で先の形状によって使い分けています。

スキージィーは長い面などを折り返すのにとても便利。画材やさんで買えてとにかく値段が安いのでおすすめ!

モデラ―は金属製なので、力を入れたいところに。https://a.r10.to/hMyMa0

​*スキージィー、ヘラは&Motifでもご購入いただけます。

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​三角定規

こちらの三角定規は、主に額装の窓の処理に使います。

​日本で一般的に売られているのはプラスチック製が多いですが、アルミやステンレス製のものは、直接カッターを当てて下の紙をカット出来ます。

 

!日本製のステンレス製三角定規入荷しました!→&Motif

プラスチックの定規でも使い方は同じです。二等辺三角形のものを一つ用意しましょう。

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​45度用カッター

3ミリの厚みのマットを45度にカットし、断面に色紙を貼るテクニックがあります。

 

フリーハンドでもある程度はカットできますが、綺麗に45度の角度に揃えて切るのはやはり難しいので道具を使っています。

下はフランス・マペット社のもので、専用定規にセットして使います。

上のものはだいぶ前に買った日本のオルファの単品ですが、今はオルファの定規付きのものが出ていて、日本製ならそちらのほうが安価で使いやすくお勧めです。

https://a.r10.to/ha8AUS

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​化粧紙(装飾用いろがみ)

1枚重ねるだけで、より個性的な表情になる、こちらの12インチペーパー。

また、リグニンフリー&アシッドフリーなので劣化・退色・変色しにくいので出来上がった作品の状態も良く保てます。​

風合い・色合いを作品に合わせて選んだり、色を重ねて楽しむ場合には単色のペーパーがおすすめです。

カッター2種

​カッター

太い右のようなカッターが使われることが多いですが、当教室でお勧めしているのは左のカッター。

 

刃が細いので断面が美しく、シャープペンシルの線上を正しく切ることができます。

​切れ味が悪いなと思ったら、先を折って新しくして下さい。作業をする前に新しい刃に替えてから使うのがおすすめです。

​また、カッターの刃は折る為のラインの片端が隠れる位に短くして使いましょう。

アトリエ壁の道具

​ボンド用はけ

額装用ボンドは、木工用ボンドなど、白い樹脂系のとろりとした質感ものが多く使われていて、こういった接着剤にはコシの強い豚毛の筆が良いと言われています。

筆によく接着剤を含ませて、まんべんなく広げます。厚みのある側に接着剤を塗りましょう。

筆は乾かないよう工夫しながら使用し、なるべく早くぬるま湯と洗剤で洗ってください。

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​ラバークリーナー

<ミツワ・ラバークリーナー>を使うと、アクリルガラス、紙などについた樹脂製の接着剤を綺麗に取り除けます。

使い方は、角を使ってやさしくこするだけ。手やウエットティッシュで拭うとシミになるのでこちらの利用がお勧めです。

画材店・ホームセンターなどで購入可能です。https://a.r10.to/h6e403

ペーパーウェイト

​ペーパーウェイト

厚紙のカットの時に動かないように、あるいは接着面の押さえ用にこちらのペーパーウェイトが重宝しています。

雑貨を扱うネットショップで購入しました。

​こちらはDEMIKILOとのことで約500グラムですが、1キロくらいあると、押さえる力も強力でさらにおすすめ。​

​さらに取っ手があると便利ですね。

似たようなものをこちらで見つけました。

https://a.r10.to/hw9Y0a

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